栂 佳代子
TOGA Kayoko
絶滅危倶種を描くわけ
これまで人間がやりたい放題の破壊を進めてきた母なる大地「地球」
そこに住む貴重な野生動物たちの個体数は今や限界に達しつつあります。なかでも私が主として描いている『虎』は森の生態系の頂点に立つ動物です。地球上に住む全ての生きものは複雑に関わり合い豊かな生態系のバランスを保っています。そして、そのお陰で地球全体の気候バランスも保たれているのです。今一度、私たちはこの命を生かしてくれている大自然を崇拝し、これ以上大切な命を奪わないようにしなければなりません。そしてそれは野生の動植物だけでなく、私たち人類の未来のためにも最も必要な事だと思っています。私は言葉を話せない動物たちを描く時、それらの気持ちを私なりに感得し動物たちの「瞳」に込めて生みだしています。そして絵をご覧頂いた方それぞれが少しでも作品から何かを心に感じ取っていただき、少しでも地球にやさしい行動をとっていただければとても嬉しいです。それが私の絶滅危種を描く理由であり、これからも変わらないスタンスです。
作品のこだわり
私の作品のこだわりは『愛』です。
ここ数年母なる大地である地球は間違いなく病が重くなり、新しく生まれ変わろうともがいています。そのように仕向けてきてしまった人類は今ここで地球人として地球との結びつきに目覚め、それぞれの心に調和をもたらすことが必要だと思います。自分たちのホームである地球を愛し、自分自身を含め生きもの全てを等しく愛するという事は最も大切なこと。私はそのような想いを一筆一筆に込めて毎回作品を生み出しています。そうして生まれた魂(作品)にはほんの少し息を吹きかけて「はじめまして!」と挨拶します。
Profile
1963年京都市生まれ 滋賀県在住
子供の頃から動物が好きでよく絵を描いていました。中学、高校と美術の時間が楽しく大学も美術の学校へ進学したかったのですが、家庭事情もあり断念。その後は絵から離れ一般会社に就職し、結婚、子育てを経てようやく自分の時間が出来てきた頃に「やっぱり絵を描きたい!」という気持ちが再燃し、取りあえず「虎」を描きたかったので2015年から墨絵を習い始めるのですが、2年経ったころ家族の転勤で北海道へ。ところが残念ながら私が住んでいた道東ではなかなか墨絵を描く環境になく、仕方なしに手元にあった色鉛筆で絵を描き始めました。色鉛筆は独学でしたのでなかなか思うように描けませんでしたが、とても楽しく8年ほどかけてやっと個展ができるまでになりました。私は他の作家さんのような華々しい学歴はありません。しかし、動物に対する想いは人一倍あると思っています。特に私の大好きな虎に関しては絶滅危惧種に指定されており、保護の対象にもなっているため、微力ながら自分が出来る保護活動の一環として虎の絵が販売された際には売り上げの一部を虎の保護団体様に寄付させていただいております。
主な出展
- 2016年
- 第16回 国際墨画会展 奨励賞
- 2017年
- 第32回 関西扇面画芸術展 京都新聞社賞
- 2017年
- 第62回 新北海道美術協会展 入選
- 2018年
- 第23回 アートムーブコンクール 入選
- 2018年
- コンテスト・イン・ニューヨーク 入選
- 2022年
- 滋賀県る一ぶる愛知川 Animal art 展 part I
- 2024年
- 滋賀県るーぶる愛知川 Animal art 展 part II
- 2025年
- 名古屋名鉄百貨店 アートストリート 虎展
*2023年より地元滋賀にてアニマルアート教室スタート
お問合せ
